【映画】ミッション: 8ミニッツ 原題:Source Code

映画

ベストを尽くせば、きっと道が拓ける。(ベストを尽くさないと道は拓けない)

riho nakatani

あらすじ

主人公、ジェイク・ジレンホールが演じるスティーブンス大尉が眠りから目を覚ますとシカゴ行きの通勤列車のボックスシートに座っています。

しかし彼は何故そこにいるのか理解出来ません。自分に話しかけてくる前の席の女性(クリスティーナ)も自分の事を知っているようですが、全く見覚えがありません。自分がどうしてその電車に乗っているか調べていると8分後に列車は大爆発を起こしてしまいます。

爆発後に彼は小さな部屋の中にいる事に気が付きます。そしてモニター画面に映る女性(グッドウィン)が話しかけてきます。それは8分間のミッションであると…

繰り返しの8分間

スティーブンスはクリスティーナとの相席になった状態から爆発までの8分間を何回も体験することになります。最初は何かのゲームか何かと考えます。日本では「モニタリング」という番組がありますよね。そんな感じだと最初は考えます。繰り返すうちにそれがアメリカ軍のミッションだと理解して爆弾を仕掛けた犯人を探して爆発をさせないようにします。

面白いのは通路を歩く人がスティーブンスにコーヒーを誤って掛けてしまうシーンがあります。最初以外は通路を歩く人がバランスを崩してコーヒーカップを傾けてしまうのを知っているので全て避ける事になります。

スティーブンスは最初何でこんな訳の分からないミッションを遂行するのかを疑問に思ったりします。そして、8分後に必ず列車は爆発します。繰り返しの8分間に彼は絶望していきます。

何故自分がそのミッションに選ばれたかを知って衝撃を受けます。

最後の繰り返しの8分間に彼はベストを尽くします。最高の8分間を過ごそうとします。

人生にはどうしようもない絶望的な状況が誰にでもあります。彼も正にそのような状況でした。その中で彼はベストを尽くそうとします。

監督は有名人の息子さん

監督はダンカン・ジョーンズです。どちらかというと寡作の監督です。彼の父親はロック界のレジェンドのデヴィッド・ボウイです。日本人には大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」に出演していた事で有名ですね。

ヒロインのクリスティーナを演じるのはミシェル・モナハンです。彼女はモデルとして日本に住んでいた事があるそうです。キャメロン・ディアスもモデル時代に日本に住んでいた事は有名ですね。

ミシェル・モナハンの愛犬は「ロッポンギ」だそうです。かなりの親日家のようですね。

原題は「Source Code」

私がこの映画を鑑賞したのは英会話学校に通っている時でした。先生に「週末は何を過ごしていた?」と聞かれるのがレッスンスタートの定番の会話でした。

その日のレッスンも「週末は何を過ごしていた?」と聞かれました。

私は「I went to the cinema. I watched Mission 8 minutes. (映画館で『ミッション: 8ミニッツ』を鑑賞しました)」と答えました。

先生は「Mission 8 minutes」ではないよ。「Source Code(ソースコード)」だよと教えてくれました。その先生は日本滞在歴が比較的長い先生だったので、このような原題と日本でのタイトルの違いを時々見かけていたようでした。それにしても「Source Code」でも悪くはないと思いますけど、配給会社には何か意図があったのかなとも思いました。

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