オズワルド・アルディレスに街中であった事があります!
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あらすじ
第二次世界大戦最中のドイツの捕虜収容所でドイツ軍将校はドイツ代表VS連合国軍捕虜チームとの親善試合を考えます。勿論、ドイツ側は国威発揚などを期待しています。
連合国軍の捕虜達は選手の選考をする傍ら、試合会場から大規模な脱走を計画します。ドイツ軍の占領下のパリで命を懸けたゲームのホイッスルが吹かれます。
本物のプロ選手たちの出演
この映画はただ脱走を描いたものではないと思います。サッカーシーンのスタローンやペレの動きには不自然さが感じますが、8番のアルゼンチンのワールドカップ優勝メンバーのアルディレス、イングランド代表のボビー・ムーアらの動きは本物だと思います。特にアルディレスは現役でイングランドリーグで大活躍している頃なので、キャリアの全盛でした。
他にも1978年のワールドカップのポーランド代表選手のカジミエシュ・デイナなど当時のスーパースター達が出演しています。
ブラジル代表だったペレは引退後数年が経過しています。アクロバティックなプレーなど少々過剰な演出的なプレーが目立ちます。
ゴールキーパー役では「ロッキー」でスターの仲間入りをしたシルベスター・スタローンが出演しています。スタローン演じるハッチはアメリカンフットボール選手の設定で、サッカー選手の動きとはやや違います。アメリカ=サッカー不毛の地のイメージの時代を象徴しているような気もします。それでも身体能力が高いことが窺われます。
感動的なシーン
物語の重要なポイントであるハーフタイムのやりとりはもう少し深くやるべきだと思いました。
負けたままでレジスタンスと共にロッカールームに空いた秘密の通路から脱出するのか、ピッチに戻って捕虜に戻る事を覚悟の上で勝利のために戦うのか。究極な選択を迫られます。
この映画の一番の感動的なシーンは試合の終了間際に観客が命をかけてラ・マルセイユーズを(フランス国歌)を歌うところだと思います。彼らはナチスに撃たれる覚悟で歌ったのを理解したいです。また、フランス国歌の歌詞の意味を理解しているとさらに観客の覚悟がわかります。
オズワルド・アルディレス
実はオズワルド・アルディレスに街中で見かけた事があります。アルディレスが東京のチームを監督をしていた時にです。見かけた街とホームタウンの場所はほぼ同じだったのでご本人だったと思います。
私はスペイン語を習った事があり、少々話す事が出来ます。スペイン語を習ったキッカケがサッカーに興味を持っていた事でした。この時に話しかければ良かったですが、緊張して話しかける事が出来ませんした。
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