#2 コロナ 研究室由来なのか?

俺がしたドーピングは努力だけだ

 by ディエゴ・マラドーナ

新型コロナウイルスの起源

新型コロナウイルスの起源については、現在のところ確定的な結論には至っていません

大きく分けて、以下の2つの主要な説があり、各国政府や情報機関、科学者の間でも見解が分かれています。

  1. 自然発生説: コウモリなどの動物から、中間宿主となる別の動物を介して人間に感染したという説。
  2. 研究室流出説: 武漢のウイルス研究所から、実験中の事故などでウイルスが漏洩したという説。

アメリカの情報機関の評価なども公表されていますが、一部の情報機関は自然発生の可能性が高いとし、別の情報機関は研究所からの流出の可能性が高いと評価するなど、見解が分かれています。

中国政府は研究室からの流出説を強く否定しており、国際的な調査も難航しています。最終的な結論を出すための実質的な証拠は現在も不足している状況です。

意図的な流出はあったか?

これも最終的な結論を出すための実質的な証拠はありません。私自身は仮に研究室からの流出はあったとしても意図的な流出はなかったと考えます。

私自身も遺伝子解析の研究所にいましたが、遺伝子組み換えをした生物の流出はまず考えられないからです。非常に厳重に管理されているからです。私自身はドライ系の研究所なので、実際に組み換えはほとんど体験していないのですが、それでも多くの対策がありました。

なので、可能性は低いと思います。

研究者のプライド

往年のサッカー界のスーパースターであるマラドーナは天才的なプレーで数々のタイトルを獲得します。そして、稀代のトラブルメーカーでもありました。違法薬物の使用やメディアとのトラブル、反社会的勢力との交際も噂されました。しかし、サッカーについては非常にクリーンでした。一度ドーピング違反で出場停止を受けていますが、故意ではなかったと言われています。

「俺がしたドーピングは努力だけだ」

この言葉はかなり真実味を帯びています。

多くの研究者は自身の研究にプライドを持っています。かなり偏屈な研究者もいますし、人間性がおかしい研究者もたくさんいますが、彼も研究にプライドを持っています。なので、敢えて流出させることは考えられないと思います。それはウイルスを流出したときのインパクトや危険性を考えてのことではなく、自身の研究に対する敬意という感じだと思います。それはマラドーナと同じで自分の仕事にプライドを持っていれば、理解できる話でもあるのではないでしょうか。

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