AED（Automated External Defibrillator）とADE（Antibody-Dependent Enhancement）

AEDとADEを最近間違えてしまったのでもう一度お勉強です。（もちろん、双方意味は知っていますよ！）

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AEDは、心室細動（ventricular fibrillation）や心室頻拍（ventricular tachycardia）など、特定の心臓リズム異常を修復するために使用される医療機器です。

AEDは、非医療従事者でも使用できるように設計されており、心臓の正常なリズムを回復するために電気ショックを与えることがあります。AEDは公共の場所や救急車、医療施設などに配置されており、心臓発作や心室細動などの緊急状況で使用されます。

街中のクリニックや公共施設、学校などには設置されていることも多いです。法律的に誰でも使用して良いことになっていますが、一般人にはかなり敷居が高いと思われます。

ADE（抗体依存性感染増強、Antibody-Dependent Enhancement）とは、免疫学で使われる用語です。これは、特定のウイルスや病原体に対する免疫応答において、一度感染したことやワクチン接種によって生成された抗体が、ある条件下で逆に症状を増悪させる現象を指します。

ADEは、抗体がウイルスや病原体と結合した後、免疫細胞に取り込まれる際に、ウイルスや病原体を細胞内に運ぶことで増殖を助ける可能性がある状況で起こります。一般的には、抗体の中でも特定のタイプの抗体がこの現象を引き起こす可能性があります。

ADEは、デングウイルスや一部のコロナウイルスなど、特定のウイルスにおいて報告されています。この現象が起こると、感染が重症化する可能性があるため、ワクチンや治療法の開発においても注意が必要です。

つまり、ADE（抗体依存性感染増強）は、免疫応答において抗体が逆にウイルスの症状の悪化を助長する現象を指します。

Antibody 　　　：抗体

Dependent　　：依存　（悪さをすると言う意味もあります。）

Enhancement　：増強、増大、etc

Automated　　：自動化

External 　　　：外部の

Defibrillator　：除細動器