#9 イマソラ アメリカのバスとタバコの話

イマソラ

イマソラ 多分ホノルルです

アメリカの空は抜けるような青空が多いです。空が近いですね。日本と比べると多くの州で湿度が低いのでカラッとしています。水蒸気が少ないのか、抜けるような青空が見られます。イマソラにいい国です。

さて、今日はバスの話です。私はアメリカにいる時は良くバスに乗っていました。無料のパスのような物を支給されていたので、特定の地域では乗り放題だったようです。

鼻歌を歌う運転手

バスに乗ったとき、日本とは違うなと思った事がいくつかあります。その一つとして運転手さんが陽気だと言うことです。鼻歌を歌う運転手さんやハンドルを叩いてリズムをとる人もいます。日本ならば即クレームになりそうですが、アメリカならOKなようですね。

そんな中で最も驚いたのは乗客(私です)に「タバコを吸って良いかな?」と言ってきた運転手がいました。

アメリカでとあるレストランに向かう時にバスに乗りました。日本にもあるような〇〇経由△△行という感じのバスでした。乗ったときは比較的混雑していたと思いますが、〇〇経由の〇〇に着いた時には私以外の乗客が全員降りてしまいました。

△△まで数分だと思いますが、運転手さんと二人きりで少し緊張してきました。運転手さんはケビン・コスナーみたいな感じの人でサングラスを掛けていました。ボディーガードで護ってくれるはず。w

運転席のすぐ近くに座る私に運転手さんが私に話しかけてきました。

運転手「10分後に出発するんだけど、タバコを吸って良いかな?」
私「Sure(もちろん良いですよ)」と答えました。



アメリカのタバコ事情

駄目だとは言えませんけど、お国柄だなと思いました。運転手さんは席を出て、タバコを吸い始めました。実は〇〇と言うのはホテルやちょっとしたお店も数件あるところで、バスはホテルの入口の脇に停車していました。ホテルの多くは禁煙だと思いますが、時々入口や駐車場の脇に灰皿が置いてあったりします。(田舎だったからかもしれません)

アメリカでは路上喫煙を見かけることはほとんどありません。アメリカの多くの州で屋内は全面禁煙となっています。なので彼はタバコを吸うならココだと思ったのだと思います。

そして、バスは10分後出発しました。タバコを吸わせてあげた(恩着せがましいですね)のでレストランについて聞いてみました。聞いたところによるとレストランは次のバス停から徒歩30分以上もあるらしいのです。でも、一番近くのバス停は次だとも教えてくれました。

私は次のバス停を降りて、レストランまで歩いて行きました。そしたら、レストランはなんと閉まっていました。日曜日だったのです。アメリカでは宗教上の考えからなのか、たまに日曜日に閉店のレストランなどもあります。その割合は日本より多い気がします。

アメリカでタバコを吸っている人は日本より少ない気がします。実際にはいるのかもしれませんが、私はあまり見たことがなかったです。もちろん、規制が厳しいので、日本のようにそこら辺で気軽には吸えないので見る機会が少ないだけかもしれません。

翌週、同じ路線に乗りました。運転手さんはあのタバコの人でした。乗って来た時に私に気がついたらしく、私が「タバコは?」というと彼は苦笑いをしていました。結構混んでいたので…



ちなみに私はタバコが吸えません。

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